演奏旅行・遠征の持ち物リスト|声楽家が本番・撮影・作業で持っていくもの

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どうも氷見です。

今回は、演奏旅行や遠征のときに持っていくものについて書いてみます。

演奏のために移動するときは、普通の旅行とは少し荷物の考え方が変わります。

本番に必要な衣装や楽譜はもちろん、声のコンディションを整えるもの、移動中やホテルで作業するためのもの、録音・撮影機材なども必要になることがあります。

荷物が多すぎると移動が大変ですが、必要なものを忘れると本番前にかなり焦ります。

僕自身、衣装や本番靴など、現地で簡単に手に入らないものを今のところ忘れたことはありません。
ただ、一度だけパソコンの充電器を忘れて、現地の家電量販店で購入しに行ったことがあります。結果的にその商品が使いやすく、今でも使っているのですが、遠征先での忘れ物はやはり余計なストレスになります。

24/03/05 やってしまった!macbook pro 14インチの充電アダプタを遠征先に持っていくのを忘れてしまったので、ankerのPrime Wall Charger (100W, 3 ports, GaN) を滞在先で購入しました。

※本記事はアフィリエイト広告を利用しています 氷見 健一郎公式サイトをご覧下さりありがとうございます。 先日遠征した際に、パソコンの充電器を忘れてしまいました。滞…

荷物はなるべく軽い方が良いと思っています。
ただ、衣装がシワにならないように余裕のあるトランクを使ったり、「もし現地で合わなかったら困る」と思って使い慣れたものを持っていったりするので、なかなか軽くなりません。

演奏で行く時と観光で行く時の大きな違いは、衣装と靴です。
特に本番靴は意外とスペースを取ります。

最近は、カメラやパソコンを持っていくかどうかも悩みどころです。
行き先、自由時間、撮影したい内容、作業する予定があるかを考えて、持っていく機材を決めるようにしています。

この記事では、声楽家として遠征するときに、実際に持っていくものや、あると安心できるものをまとめてみます。

本番に必要なもの

まず一番大事なのは、本番に必要なものです。
ここは絶対に忘れられません。

持っていくものの例です。

  • 楽譜
  • 衣装
  • シャツ
  • 蝶ネクタイ/ネクタイ
  • カフスなどの備品類
  • 本番靴
  • 靴下
  • ベルト
  • チーフ
  • 本番用の小物

声楽家の場合、衣装や靴は意外とかさばります。
特に本番靴は普段の靴と別に持っていくことが多いので、荷物の中でかなり場所を取ります。

また、衣装を忘れると現地で代替しにくいので、出発前に必ず確認したいところです。

僕の場合、備品類は先にトランクへ入れておき、衣装は出発前にすぐ詰められるようにクローゼットから出してかけておくことが多いです。

最近は会場情報やスケジュールがデータで送られてくることも多いですが、当日すぐ確認できるように、スマホの中で見つけやすい場所に保存しておくと安心です。

楽譜・iPad・譜面まわり

次に大事なのが楽譜まわりです。

紙の楽譜を持っていく場合もあれば、iPadで確認する場合もあります。

持っていくものの例です。

  • 紙の楽譜
  • iPad
  • Apple Pencil
  • クリアファイル
  • 書き込み用のペン
  • 付箋
  • 予備のコピー

僕は、手持ちで出演する際の楽譜は基本的に紙にしています。
iPadも便利ですが、今のところ本番用というより、暗譜確認や移動中の確認用として使うことが多いです。

iPadは非常に便利ですが、充電切れやデータの確認が必要です。
本番やリハーサルで使う楽譜は、デジタルだけに頼らず、必要に応じて紙のバックアップがあると安心だと思います。

最近では、iPadに楽譜を表示させて出演するケースもかなり見慣れてきました。
照明で暗転するような場面がなければ、使い勝手は良いと思います。

オペラの場合は、動きの書き込みが多くなるので、付箋や書き込み用のペンがあると便利です。
特に稽古場で動きが変わる場合は、すぐ書き込める状態にしておくと安心です。

僕の話ではないですが、以前預け荷物に楽譜を入れて飛行機に乗った方が、ロストバゲージに遭ってしまいリハーサルに人の楽譜を借りて参加するという事態になったのをみたことがあります。

有名な指揮者の方にアドバイスをもらっていましたが、その方はそういうことがないように、使う楽譜は絶対に手荷物にしまっておくとおっしゃっていたことから、自分もキャリーには入れずにリュックにしまうようになりました。

衣装・靴・身だしなみ用品

演奏旅行では、衣装そのものだけでなく、身だしなみを整えるものも必要です。

持っていくものの例です。

  • 衣装
  • 本番靴
  • インナー
  • 靴下
  • ハンガー
  • 衣装用カバー
  • 衣類スチーマー/スチームアイロン

会場入りしてから衣装にシワがあることに気づくと、かなり焦ります。

ホテルにアイロンがある場合もありますが、貸出品は数が限られていることもあります。
心配な場合は、事前にホテルの設備や貸出品を確認しておくと安心です。

僕はなるべく現地でアイロンをかけなくて済むように、前日までに衣装を整えておくようにしています。
ただ、現地で複数公演がある時や、どうしてもシワが心配な時は、衣類スチーマーをトランクに入れていくこともあります。

衣装は基本的に衣装カバーに入れて収納します。

スーツの本番でコンパクトにまとめたい時は、ズボンは三つ折りにし、上着は片方の肩を裏返して、もう片方の肩をそこに重ねるように畳みます。
その上で二つ折りにして収納するのが、今のところ自分の中では比較的シワになりにくい畳み方です。

喉と体調管理のために持っていくもの

声を使う仕事では、体調管理もかなり重要です。

遠征先では、移動の疲れ、ホテルの乾燥、食事時間の乱れなどで、コンディションが変わりやすくなります。

持っていくものの例です。

  • のど飴
  • 常備薬
  • 胃腸薬
  • 鼻うがい用品
  • マスク
  • 水筒
  • カイロ
  • 湿布

ホテルは乾燥しやすいので、喉や鼻のコンディションが気になることがあります。

僕の場合、ホテルを選ぶ段階で、加湿機能付きの空気清浄機があるか、貸出品に加湿器があるか、浴槽があるかを見ることがあります。

浴槽がある場合は、お湯をためておくだけでも乾燥対策になることがあります。
冬のシーズンや花粉の時期には、鼻うがい用品もあると安心です。

薬類は都市部であれば現地でも買えることが多いですが、近くにコンビニや薬局があるか怪しい場所では、基本的な常備薬は持っていった方が安心です。

体調管理用品については個人差があります。
この記事ではあくまで僕の持ち物として紹介しています。体調不良がある場合や薬の使用について不安がある場合は、医師や薬剤師に相談してください。

録音・撮影機材

最近は、遠征先で記録を残したり、YouTube用の素材を撮ったりすることもあります。

持っていくものの例です。

  • iPhone、スマホ
  • カメラ
  • Osmo Pocket 3
  • ZOOM H6essential
  • 小型三脚
  • SDカード
  • 予備バッテリー
  • ワイヤレスマイク
  • イヤホン
  • 充電ケーブル

演奏旅行では、すべてを本格的に撮影しようとすると荷物が増えすぎます。

なので、何を撮るのかをあらかじめ決めておくと楽です。

たとえば、

  • 会場までの道のり
  • ホテル
  • 周辺の街歩き
  • リハーサル前後の記録
  • 旅の雰囲気

くらいなら、iPhoneや小型カメラでも十分なことがあります。

大型のレコーダーは、収録業務がない時は基本的に持っていきません。
演奏動画を使った演奏会の宣伝や、録音・収録を合わせて依頼された時だけ持っていきます。

機材は持ち込みすぎてもかさばるだけなので、滞在地や目的に合わせて厳選します。

都市部で望遠撮影をしない場合は、iPhoneとOsmo Pocket 3だけでも十分なことがあります。
終演後の写真や舞台袖の記録を少しきれいに残したい時は、ZV-E10 IIのような軽めのカメラを忍ばせることもあります。

舞台袖やホール内は光量が限られることが多いので、センサーサイズの大きいカメラが有利な場面もあります。
ただし、その分荷物は増えます。

「撮るかもしれない」だけで全部持っていくと、移動がかなり大変になります。
撮影機材は、かなり割り切りが必要だと最近感じるようになりました。

充電器・電源タップ・ケーブル類

遠征で地味に大事なのが電源まわりです。

ホテルの部屋にコンセントが少なかったり、使いたい場所から遠かったりすることがあります。

持っていくものの例です。

  • USB-C充電器
  • USB-Cケーブル
  • モバイルバッテリー
  • 小型電源タップ
  • 延長コード付きタップ
  • イヤホン用の充電ケーブル
  • カメラ用バッテリー充電器

スマホ、iPad、カメラ、録音機材などを持っていくと、充電するものがかなり増えます。

ホテルで「コンセントが足りない」となると、かなりストレスです。

最近はUSB-Cに規格が寄ってきたので、以前より充電器の数は減らしやすくなりました。
それでも、スマホ、iPad、カメラ、モバイルバッテリーを同時に充電したい場面はあります。

僕は普段使っている小型の電源タップを持っていくことがあります。
ひとつあるだけで、充電まわりの不安がかなり減ります。

コンセントの位置がうまくいかない時は、モバイルバッテリーで代用するのも手です。
ただ、ホテルでパソコン作業をする場合は、延長コード付きの電源タップがかなり便利です。

ホテル滞在であると便利なもの

ホテルでは、ただ寝るだけではなく、翌日の本番や移動に向けてコンディションを整える時間になります。

あると便利なものの例です。

  • 部屋着
  • 耳栓
  • アイマスク
  • 入浴剤
  • ビニール袋
  • 軽食

ホテルの環境は毎回違います。

デスクが使いやすい部屋もあれば、照明が暗くて作業しにくい部屋もあります。
周辺にコンビニがあるかどうかも、夜遅くに到着する場合は大事です。

以前の記事でもホテル選びについて書きましたが、持ち物もホテル滞在の快適さにかなり影響します。

個人的には、入浴剤があると少し気分が変わります。
また、長時間移動の後は、部屋着に着替えてしっかり休めるかどうかも大事です。

持っていかなくてもよかったもの

遠征を重ねると、「これは毎回使わないな」というものも出てきます。

持ち物は多ければ安心ですが、多すぎると移動がつらくなります。

見直し対象になりやすいものです。

  • ワイヤレスマウス
  • 予備が多すぎる衣類
  • 使わないガジェット
  • 必要以上のケーブル類
  • 使う予定のない重いカメラ機材

特に演奏旅行では、衣装や楽譜だけでも荷物が増えます。
撮影機材やPCを足すと、かなり重くなります。

「念のため」が増えすぎると、移動だけで疲れてしまうので、必要なものとそうでないものを毎回見直したいところです。

僕も気をつけてパッキングしているつもりですが、毎回ひとつくらい、

これは使わなかったな。

というものが出てきます。

思ったより作業できず、ワイヤレスマウスを使わなかったり、意外と忙しくなって撮影できなかったりすることもあります。

そういう経験を重ねて、小型機材の方が自分には合っていると感じるようになりました。

演奏旅行の持ち物チェックリスト

最後に、チェックリスト形式でまとめます。

本番関係

□ 楽譜
□ 衣装
□ シャツ
□ 本番靴
□ 靴下
□ ネクタイ/蝶ネクタイ
□ カフス
□ ベルト
□ チーフ
□ 本番スケジュール
□ 会場情報

楽譜・譜面まわり

□ 紙の楽譜
□ iPad
□ Apple Pencil
□ 書き込み用ペン
□ 付箋
□ クリアファイル

身だしなみ

□ インナー
□ ハンガー
□ 衣装カバー
□ 衣類スチーマー
□ 髭剃り
□ 爪切り

体調管理

□ のど飴
□ 常備薬
□ 胃腸薬
□ 鼻うがい用品

ガジェット・作業

□ スマホ
□ iPad
□ PC
□ USB-C充電器
□ USB-Cケーブル
□ モバイルバッテリー
□ 電源タップ
□ イヤホン

録音・撮影

□ カメラ
□ H6essentialなどのレコーダー
□ Osmo Pocket 3
□ 小型三脚
□ SDカード
□ 予備バッテリー
□ ワイヤレスマイク

ホテル滞在

□ 部屋着
□ 入浴剤
□ 耳栓
□ 洗濯ネット
□ ビニール袋
□ 軽食

まとめ|遠征は“安心して本番に向かえる荷造り”が大事

演奏旅行や遠征では、ただ荷物を詰めれば良いわけではありません。

本番に必要なもの。
体調を整えるもの。
移動やホテル滞在を快適にするもの。
録音や撮影、作業のためのもの。

これらをバランスよく持っていくことが大切です。

荷物が多すぎると移動で疲れます。
一方で、必要なものが足りないと本番前に余計なストレスがかかります。

僕にとって演奏旅行の荷造りは、安心して本番に向かうための準備です。

毎回完璧にはいきませんが、遠征のたびに少しずつ自分に合った持ち物リストを整えていけたらと思っています。