23/09/01 旧制高等学校記念館に行ってみました。
氷見 健一郎公式サイトをご覧下さりありがとうございます。
この日もまとまった時間ができたので、まだ行ったことのない場所に訪れてみたいと思い、旧制高等学校記念館に行ってみることにしました。
徒歩で向かいます。
まつもと市民芸術館からは、徒歩で約10分ほどのところで、あがたの森公園の中にあります。松本市美術館ほど近くはないですが、こちらも徒歩圏内です。この日もとても日差しが強かったのですが、日傘を持ってきていてとても助けられました。少なくとも帽子は必要ですね。まっすぐ歩くだけなので道に迷うことなく到着することができました。道中きれいな山を眺めながら歩いてとても癒やされました。山の見える街、良いですね♪
自然豊かな”あがたの森公園”に到着しました。
地図を見ると真ん中に大きな池があるようなので、こちらを見に行きたいと思います。
僕が想像したよりも美しいお庭に手入れしてあり、資料館目的で行ったもののしばらく風景を眺めてしまいました。奥にある東屋が良い味を出していますね。地元の学生達がこの景色を眺めながらお弁当を食べて楽しんでました。僕も何か持ってきたら良かったかなと思いつつ、水分補給をしながらゆったりとした時間を過ごしました。お庭の中にある橋が僕は結構好きです。庭を一周し楽しんだので記念館に行ってみたいと思います。
旧松本高等学校とは?
旧制松本高等学校は、松本市にある歴史的な建築物で、重要文化財に指定されています。その歴史は大正時代にさかのぼります。開校にあたり、それまで国立の高等学校の8校が第一から第八までの番号が付けられており、八高に次ぐ九高として開校したいとの地元の方の強い願いがありました。しかしながら、地名のついた学校名を付けていきたいという国の方針により、校名は「松本高等学校」となりました。校章には9本の放射状の線が描かれ、当時の人々の数字のついた学校名への憧れが表現されています。
この学校は大正時代の洋風建築の代表例で、木造建築に西洋建築様式を取り入れたもので、日本の公共建築における重要な存在となっています。特に、本館と講堂はその優れた建築様式で知られているようです。
戦後の学制改革に伴い、旧制松本高等学校は信州大学となりましたが、その後、松本市が校舎を購入し、公民館・図書館・博物館を含む「あがたの森文化会館」として保存・活用されています。現在、この文化会館は市民の生涯学習活動の場として親しまれているそうです。
旧制高等学校記念館に入ってみます。
三階建てのこちらの記念館ですが、当時勉学に励みながらも、青春を謳歌する青年たちのいきいきとした様子が展示されている記念館でした。中ではバンカラを実際に着用して写真を撮影できるスポットなんかもありました。今回は一人で来たので遠慮しておきました(笑)顔はめパネルもありましたが、次はやってみたいと思います。
卒業した後は官僚などになって日本を先導するエリートを輩出する素晴らしい学校だったことがわかりました。展示物なのですが、解説が少々お茶目で、勉学一筋で堅苦しく過ごしていたのかと思いきや、遊び心を持って過ごしている様子が紹介されており、エリート集団の学校とはいえ親近感を感じました。名物先生紹介コーナーや在学生の珍エピソード集など本当?とツッコミを入れながら楽しく拝見してきました。
街を歩けば地元の方に温かく応援され、寮に戻れば↑のような部屋に籠もって勉学に励んでいたんですね。3階にはメディアライブラリが充実しており、校歌など流れていました。
最後に、、、
1時間ほどの滞在でしたが、記念館よりも庭の方が気に入ってしまいました。とても自然豊かな場所だったので、また松本に訪れた際は時間を作っていってみたいと思います。松本に滞在中、松本の文化、歴史、芸術を堪能できるスポット一覧を頂いたのですが、今回は行けないなとあきらめていたのに、2箇所も行くことができて良かったです。前回訪れた場所のなかで、国宝 松本城、松本市時計博物館、国宝 旧開智学校校舎などが個人的お気に入りスポットです。観光するには本当に場所だと思います。参加した人の中では車も使えるともっと楽しみが広がるよとのことだったので、また機会があれば少しずつ見識を広げていけたらいいなと思っております。
訪れた街の写真をお届けする自身のInstagramでの企画、氷見旅松本編ですが、紹介する写真もほぼ決まってきたので、そろそろ公開し始めようと考えています。おそらく9月4日から公開していくと思うのですが、また合わせてチェックしていただけますと幸いです。