23/10/08 湘南シティ合唱団第18回演奏会 ヘンデル作曲「メサイア」が終演しました。
氷見 健一郎公式サイトをご覧下さりありがとうございます。10/07湘南シティ合唱団第18回演奏会が終演しました。
今回初めて茅ヶ崎に訪れました。駅を降りるとサザンオールスターズの希望の轍が発車ベルとして流れていて、桑田さんが茅ヶ崎出身だということを知りました。ホールに向かう途中におしゃれな市役所があるのですが、加山雄三さんが名誉市民にという横断幕が飾ってありました。なかなかの有名人を輩出していますね♪
会場の茅ヶ崎市民文化会館は駅から約10分ほど歩いたところにあり、1980年開館ということでしたが、楽屋もホールもキレイで、調べてみると2018年にリニューアルしているとのことでした。今回演奏した大ホールは客席数約1400席、内装がおしゃれで可愛らしかったです。響きもとても良く、歌っていて気持ちの良い音響でした。
演奏を終えて
この公演は2020年に行う予定だったのですが、コロナ禍の影響で延期となり今回ようやく演奏会が実現できましたこと大変うれしく思います。湘南シティ合唱団の皆様はとても温かく、今回実際にお会いすることができとても嬉しかったです。100人規模の大人数の合唱は圧巻で、表現力豊かな歌唱でメサイアのドラマを紡ぎました。
素晴らしい指揮者、ソリスト、トランペットのアリアではトランペット奏者の斎藤 秀範さんと共演することができ、とても良い機会を頂きました。メサイアは何度聴いても名曲揃いですね。また皆さんと共演できますこと切に願っております。
楽屋より
メサイアの楽曲をアレンジした演奏が面白いよねという話で盛り上がったのでその一部をご紹介します。
最初に紹介するのはこちらのアルバムHandel's Messiah: A Soulful Celebrationです。いろんなアーティストがソウルミュージックにメサイアをアレンジしたアルバム。僕はバスアリアのwhy do the nationsを以前から聴いたことがあったのですが、この曲はジャズアレンジでノリノリな編曲になっていて、ウッドベースの刻みが心地よいです♪中間部がいきなり2ビートになるのも面白いですね。
この他の曲をゆっくり聴いたことがなく、同部屋のみなさんとじっくり聴いていたのですが、o thou that tellest good tidings to zionのアカペラアレンジがペンタトニックスを思わせるアレンジになっていまして、結構好きでした。これを実際の演奏会で歌えたら面白いなと夢が広がります。
このアルバムの中で一番衝撃的だったのはevery valley shall be exaltedですね。あえてここでは説明はせず、最初から聴いてみていただけるとその衝撃度がおわかりいただけると思います(笑)
続いてはこちら、The Trumpet Shall Sound by Phil Driscollです。トランペットも独唱もこの人がやってしまうという意外な展開に思わず笑ってしまいました。とにかくリードヴォーカル&トランペッターさんがノリノリで気合十分な力の入った演奏に元気をもらいました。
淡々と仕事をこなすバックコーラスとの温度差も結構ツボですし、僕だと笑ってしまうなと職人技に敬意を表しました。ぜひ一度視聴していただけると嬉しいです。
最後に、、、、
個人的に念願だったメサイア公演に無事出演できましたこと本当に良かったです。次のメサイア公演ですが、来月モーツァルト編曲版公演に出演します。歌詞がドイツ語に変わり、ソリストの担当する楽曲も変わります。そして3部の二重唱以外にもソリストのアンサンブルが登場します。ぜひ合わせてチェックしていただけますと幸いです。