23/10/23 フロイデ・コーア・ヨコハマ第17回定期演奏会ヴェルディのレクイエムが終演しました。
氷見 健一郎公式サイトをご覧下さりありがとうございます。
昨日フロイデ・コーア・ヨコハマさんのヴェルディのレクイエム公演が無事終演いたしました。公演詳細は下記ページを御覧ください。
ヴェルディの作品でソロを歌ったのは昨年8月の東京オペラプロデュースさんの仮面舞踏会シルヴァーノ役以来で、今回の公演をとても楽しみにしておりました。
思わぬ申し出
ソリスト稽古に入る前に合唱団さんより、合唱指導にいらしてくれませんか?とご依頼をいただきました。そこで初めてフロイデ・コーア・ヨコハマさんとお会いしたのですが、歌に対する姿勢とアンサンブル力の高さに驚きました。その時の指導の様子は合唱団のブログにも掲載していただきました。短い時間でしたが、細かいところを修正しつつ、フレーズ感を大切にする練習を心がけました。練習を通じて全員が一丸となり、本番に向けて更にがんばるぞと気合いが高まった気がします。
そして、ソリスト稽古に後日伺ったのですが、マエストロがその日富山県の宇奈月からそのままいらっしゃったということで、富山の空気感を少し感じながらリハーサルが進みました。横島マエストロは温泉地・宇奈月の「湯の街ふれあい音楽祭モーツァルト@宇奈月」の芸術監督ということをその後知ることになります。
演奏会を終えて
コンサートのソリストでは神奈川フィルハーモニー管弦楽団さんの第九以来のミューザ川崎シンフォニーホールでしたが、やはり歌っていてとても気持ちの良いホールでした。当日は前日同じホールでマタイ受難曲のソロを歌った中江 早希が応援しに駆けつけてくれてとても心強かったです。
ヴェルディのレクイエムは独唱部分が魅力的なだけでなく、アカペラのアンサンブルもとても美しく今回の演奏会を通じてこの曲が更に好きになりました。ソリストの高橋さん、中島さん、古橋さんと初めて宗教曲の演奏会で共演させていただき、多くの刺激をもらい、とても貴重な経験となりました。
演奏に対し、各方面より嬉しいお言葉を頂き、この演奏会に携わることができて良かったです。終演後合唱団の方とお話する機会があり、
・宇奈月との縁が深く、宇奈月に滞在して演奏会に出演された方が複数人いらっしゃったこと
・この演奏会の前に新国立劇場オペラ研修所公演や、麻布OB+合唱団公演で歌を聴いてくださった方がいらっしゃったこと
と僕にとって嬉しい情報をたくさんいただきました。また合唱指導に対してお褒めの言葉をいただいたりとみなさんのお役に立ててよかったと実感の持てる瞬間もありました。
今回本当に貴重な機会をくださり、ありがとうございました。またフロイデ・コーア・ヨコハマさんと共演できますこと心より願っております。
Apple Watchの話。
先日修理していたApple Watchですが、電池持ちも良くなり再び愛用するようになりました。このApple Watchには心拍数を測る機能がついているのですが、異様に心拍数が上がると振動と共に警告してくれます。本番時はもちろん外していますが、リハーサルでつけていると第九のバスソロ入り前のテーマ時、ヴェルディのレクイエムの自分の出の前のテノールアリアの間奏が流れる部分で毎度警告してくることがわかりましたw
まだまだ小心者ということもありますが、無意識に緊張しているのかなとデータで見れるのはなかなかおもしろいです。あとまだ出番ではないのに、座ってばかりいないでそろそろ立ち上がりませんかと催促してくる場面もあり、今後はリハ時もやはり外したほうが良いのかもしれません。