23/11/24 伝統ある響きを堪能、第72回金城学院メサイア演奏会に伺いました。
氷見 健一郎公式サイトをご覧下さりありがとうございます。
先日名古屋は愛知芸術劇場 コンサートホールにて行われました、第72回金城学院メサイア演奏会に伺いました。
こちらが今回ご紹介する演奏会概要です。
第72回金城学院メサイア演奏会
第72回金城学院メサイア演奏会
場所:愛知県芸術劇場コンサートホール
この日とても良い天気に恵まれ、絶好のお出かけ日よりで、隣の建物のオアシス21では、あいち花マルシェと題したイベントで賑わっていました。
こちらの会場愛知芸術劇場は6月に名古屋フィルハーモニー交響楽団さんとのミサ・ソレムニス公演でお邪魔しました。とてもよいホールで今回メサイアを客席で聴けるのを楽しみにしておりました。実際に客席に座ってみると、革の質感の良い座面に愛着が湧きました。会場には多くの方で賑わい、ご家族の方や、卒業生と思われる客層が多く、温かい雰囲気でした。
演奏版について
先日モーツァルト編曲版メサイアのソロを歌いましたが、今回のメサイアも同じように管楽器が追加された編曲版でした(歌詞は英語です)。but who may abideではモーツァルト版ではフルートとユニゾンでしたが、今回の版ではクラリネットとユニゾンになっていました。why do the nationsはセッコなし通常版で、もちろんトランペットのアリアでは、ホルンと分けることなく、すべてトランペットが担当していました。メサイアではいろんなバージョンがあって面白いですね。
(余談ですが)いろんなバージョンを探していて、Thou Art Gone up on Highもバスが担当するバージョンがあることを初めて知りました。メサイアの奥深さと面白さを最近更に感じています。
演奏会を聴いて
伝統ある演奏会を聴くために名古屋を訪れてよかったです。金城学院さんの澄んだ合唱の歌声にとても癒やされました。男声の出演者はどうされているのだろうと卒業生の知り合いに聞いてみたところ、保護者の方や学校の先生が参加されているとのことでした。一音一音丁寧に演奏され、メリスマの粒立ちも光っていました。
今抜粋演奏ということで、他にも聴きたいナンバーもあったのですが、100回記念の際には是非フルバージョンが聴いてみたいです。ソリストの皆さんも素敵で、聴き惚れました。
どの期間公開されているのかはわかりませんが、配信のURLが執筆時現在まだ有効でしたので、こちらでもご紹介させていただきます。
最後に、、、
中江が今回出演されていた学生さんから、演奏動画をYou Tubeで拝見しましたと話しかけられていました。You Tube動画の発信力はすごいですね。
次の中江の名古屋での出演公演はこちらです。是非足をお運び頂けますと幸いです。