刑事ドラマにハマる日々!アンチヒーローから捜査一課長まで一気見レビュー
氷見健一郎公式サイトをご覧下さりありがとうございます。
最近刑事ものやサスペンスを家でよく観るようになり、警察官になりたくなったの?と言われるようになってしまいました。視聴を終えたものを中心にご紹介したいと思います!
アンチヒーロー

アンチヒーローあらすじ
型破りな弁護士・明墨正樹は、犯罪者である証拠が揃っていても無罪を勝ち取ってきた。明墨法律事務所に入所した正義感の強い若手弁護士・赤峰柊斗は、当初彼のやり方に反発するが、同僚弁護士・紫ノ宮飛鳥やパラリーガルの白木凛、青山憲治とともに裁判に取り組むうちに、明墨には真の目的があるのではないかと疑うようになる。
実は、明墨が無罪を勝ち取ってきた事件は、すべて12年前のある「一家殺人事件」に繋がっていた。かつて検事だった明墨は、その事件で自白させた被告人・志水裕策に死刑判決が下されるが、同期の検事・桃瀬礼子から警察や検察の不正による冤罪と教えられ、今度は弁護士としてその判決を覆そうとしていた。
明墨たちは、疑惑の渦中にある検事正・伊達原泰輔と対峙し、司法の闇を白日の下に晒すために戦う。 -Wikipediaより
「アンチヒーロー」の魅力:行動の裏に隠された一つの目的
明墨弁護士の殺人犯を無罪にするという描写から始まる本作。お金稼ぎのためにあの手この手で無罪を勝ち取る悪徳弁護士の話かと思いきや、しばらく視聴を続けているとその行動になにか理由があることがわかってきます。
その行動のきっかけとなった事件を巡る法廷バトルには目が離せません。どのように無罪を勝ち取っていくのかはネタバレなしで書けないので是非ごらんいただけると幸いです。
それにしても野村萬斎さんの演技が役とぴったりすぎて引き込まれました。話し方と目力がすごいです。
本編のところどころにゴールデンレトリバーが登場するのですが、その子がとても可愛いんですよね。ライズくんという犬らしいのですが、おとなしく愛嬌たっぷりで毎回どんな表情で登場してくれるのかとても楽しみでした。ドラマ好きと犬好きを虜にする素晴らしい作品です。
ドラマの終盤で2つほど作中で描かれなかったこと(白木凛の過去と12年前の殺人事件の真犯人)がでてくるのですが、それが回収されずに終わってしまったので、このドラマに関しては続編が欲しいところです(なにかのサイトで作るつもりはないと書かれていた気がしますが)。
弁護士事務所のメンバーのチームワークのよさもかっこよく描かれ、それぞれの役割をまっとうする様子はみていて楽しめました。
ダブルチート偽りの警官(SEASON 1,2)

あらすじ
多家良啓介は交番勤務の真面目な警察官であり、地域の人々に頼りにされる存在だが、詐欺師Kとして、法の手では裁けぬ相手を狙う詐欺師という裏の顔があった。かつては捜査二課の刑事で大物詐欺師を追っていた多家良が、なぜ警察官でありながら詐欺師として行動するようになったのか。多家良の行動の裏には、法を超えて悪人を欺き、時には警察をも欺く真の目的が隠されていた。 -Wikipediaより
詐欺師Kの暗躍
主人公の多家良は街の交番で働きながら、影では詐欺師を騙す詐欺師として暗躍します。詐欺師を食う詐欺師ということでクロサギを思い出しますが、交番で働きながらそれを行うということでテイストが若干異なります。
この詐欺を行うときにまちのクリーニング屋さんの店舗の裏がアジトのようになっており、クリーニングされた衣服をかき分けて入り、ターゲットに合わせた衣装に切り替える描写が面白いです。
シーズン2が見れるようになってから視聴したので、続きを待つことなく一気に視聴することができました。元はエリート警察官として勤務していたのに、なぜ詐欺師になることになったのかといった人物のバックグラウンドが丁寧に描かれているので、脚本も良かったように感じました。
シーズン2の海藤周のサロンのチャットが音声入力されているのがやや気になりつつも、最終回の展開はとても盛り上がりました。こういうどんでん返し的な演出がとても好きで満足度が高かったです。
後半多家良は警察や詐欺組織に追われる身となり、回想でしか描かれないので大丈夫かと不安になるも、田胡悠人(市原隼人)の登場で、同じドラマでも新たな楽しみが追加されて最後まで楽しめました。
警視庁・捜査一課長

必ずホシをあげる!捜査一課長の魅力
シーズン4まで視聴して
レギュラー登場の警部や運転手の活躍が生き生きと描かれ、シーズンが変わるごとに部下が変わったりするのですが、やはり捜査一課長、小山田警視、平井警部補のチームが一番観ていて収まりがいいです。水戸黄門御一行の行脚やサザエさんを観るような感覚で、このシリーズも人気が高まったのかなと推測します。
毎度犯人を予想しながらドラマを観るのですが、勝率は70%ほどです。犯人当てのコツなのですが、エフェクト音とともに悪く描かれる人はたいてい犯人ではなく、あまり目立たない程度のセリフで前半に登場する人の中から出てくることが多いです。
最初に犯人を出さなくてはいけないのはミステリーの基本に則っていますね。しかしながらこのシリーズは周りの人が自分の大切な人が犯行に及んだのではないかと勘違いしてかばうケースがありまして、そこで外してしまうことが多いですw一人だけ捕まるかと思いきや複数人連行される回の勝率は低いです。まだまだですね。
途中に展開される捜査一課長の一時帰宅時の愛猫ビビとの戯れも捜査のヒントになるので、ほっこりみつつも話はきいておかないといけませんw
このシーズン4の途中からコロナ禍に入り、捜査会議のシーンや聞き込みのシーンは省略され、刑事部長はマスク着用とテイストがやや変わってきます。何気なくスルーしていたような気もする捜査会議のシーンは意外と重要で、そのシーンに面白さがあったんだなと、なくなってから気が付きました。
4の後半からは間隔をあけた着席位置に対策され復活したときはなんか嬉しかった☆これから最終回を視聴します。
そう、このドラマを観るきっかけになったのが、↓こういうわけでして
シーズン5から捜査一課長最初の歌入り楽曲に中江 早希が歌唱を担当しました。心の底から改心したくなるような美しい旋律が、取り調べのシーンなどで流れるとぐっと引き込まれます。山本さんの楽曲はすばらしいのはもちろん、楽器の編成を変えてテーマを紡ぐ楽器のチョイスが絶妙なんですよね。
投稿にある通りサブスクでもサントラをお楽しみいただけます(中江楽曲はまだ発売とはなってません)
最後に
とあるきっかけからU−NEXTをよく使うようになりまして、ドラマを楽しんでいる近況報告でした。面白いドラマが頻繁に更新され、時間が足りません。ブログの更新は不定期ですが、またおもしろい作品と出会ったらご紹介させてください。傾向としては刑事、サスペンスドラマ、アニメが好きですね。これからどんな作品が展開されていくのか非常に楽しみです。