【NieR:Piano Journeys】ピアノで感じる物語の深さ!購入&感想レポート

氷見 健一郎公式サイトをご覧いただきありがとうございます。

今日は2025年4月16日に発売されたアルバム、『NieR:Piano Journeys』を購入してきたので、そのアルバムについてと、聴いてみた感想をまとめたいと思います。

NieR:Piano Journeys

収録曲
  1. Inori - 祈リ(岡部啓一/Benyamin Nuss)

  2. エミール(MONACA/中山博之)

  3. 遊園施設(帆足圭吾/Mariam Abounnasr)

  4. イニシエノウタ(MONACA/倉田涼)

  5. 穏ヤカナ眠リ(岡部啓一/宮野幸子)

  6. 遺サレタ場所(岡部啓一/中山博之)

  7. 光ノ風吹ク丘(MONACA/Mariam Abounnasr)

  8. カイネ(MONACA/Benyamin Nuss)

  9. Weight of the World(岡部啓一/倉田涼)

  10. 泡沫ノ言葉(岡部啓一/宮野幸子)

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NIeR シリーズとは

NieRシリーズは、スクウェア・エニックスが発売し、ヨコオタロウさんがディレクターを務めるアクションRPGです。

2010年の初作『NieR Replicant/Gestalt』を皮切りに展開。物語は人類の存亡やアンドロイド、機械生命体をテーマに、深い哲学と感動的なストーリーが特徴です。音楽は岡部 啓一さん(MONACA)が手掛け、高い評価を得ています。

 

このゲームの個人的感想

こちらのゲームは自分ではプレイしたことがないのですが、人がプレイしているのを拝見して、一緒にゲームの世界観を楽しんだことがあります。ヨコオさんのストーリーは絶望的で一見悲しい結末が多いのですが、その中で人の想いを大切に描いて立ち会った人を感動させてくれます。

ゲームは基本的に何周もプレイすることが求められ、同じストーリーの流れですが、繰り返すたびに物語の視点が変わるのが面白いです。

敵を倒しながら進むゲームは定番ですが、主人公に倒される敵キャラクターにはどういう事情があったのかということが見られ、物語の真相がわかったときに複雑な気持ちになることが多かったです。

特にニーアレプリカントではその要素が強く描かれ、最後の魔王との戦いのあとのエンディングの変化は必見です。個人的にはエミールの館は涙なしには見られませんでした。

ストーリーという点では、のちのリメイク版となる『NieR Replicant ver.1.22474487139...』で追加された、難破船の人魚姫もおすすめです。初回では対戦曲がAパートしか聴けないのですが、何周かすることによってBパートが聴けるようになる演出も音楽好きとしては熱いです。

↓本題に戻ります

 

NieR:Piano Journeys

 

『NieR:Piano Journeys』は、NieRシリーズ15周年記念ピアノアレンジアルバムで、2025年4月16日に発売されました。価格は3,630円(税込)で、CD1枚構成となっています。

ピアニストのベンヤミン・ヌスさん含む様々なアレンジャーの方が『NieR:Automata』、『NieR Re[in]carnation』、『NieR Replicant ver.1.22474487139...』の楽曲をアレンジしています。

 

ベンヤミン・ヌス

ベンヤミン・ヌス(Benyamin Nuss)さんは、1989年6月20日生まれのドイツ出身ピアニスト・作曲家。

6歳からピアノを始め、クラシックとジャズを学び、ケルン音楽大学で研鑽。多数のコンクールで受賞し、ビデオゲーム音楽にも取り組み、植松伸夫や浜渦正志とコラボしました。

 

実際に購入しにいきました。

池袋パルコで開催中のSQUARE ENIX POP UP STORE PARCOという期間限定店舗に行ってきました。

店舗内に入ると、懐かしいクロノトリガーのBGMが心地よい音量で流れており、思わず聴き入ってしまいました。

店舗の奥の方にCDコーナーを発見しました。Nierシリーズ以外のCDももちろん在庫がありました。マリオRPGはじめ、名作が勢揃いです。名作ゲームは音楽も素晴らしいことが多いですよね。


お目当てのCDを発見しました。

その隣はNierグッズコーナーになっていました。

もう少し家にスペースがあれば、フィギュアも飾ってみたいところです。その他気になったのはクロノ・クロスのサントラですかね。一度だけクリアしたことがありますが、すべての仲間をパーティーにいれるところまではやりつくしていません。

家で聴いてみました。

NieRシリーズを語る上で欠かせない曲たちのチョイスが良いですね。ピアノの繊細なタッチでしんみり聴かせるだけでなく、オリジナルのオーケストレーションにも忠実かつ、そこに描かれているキャラクターの心境も落とし込んだような熱い演奏が繰り広げられます。

間のとり方や音のぶつかり、不協和音を巧みに取り入れるアレンジには脱帽ですね。本を読んでそのシーンを自分の中で想像しながら物語を楽しむように、この演奏を聴きながらゲームのシーンを思い出すとまた新たな感動を感じさせてくれます。

ベタなチョイスと言われてしまいそうですが、エミール、イニシエノウタ、カイネは、原曲からして素晴らしい楽曲ですが、ピアノ版にアレンジされた今回のバージョンをぜひお聴きいただくことをおすすめします。

特にエミールはストーリーの進行を語るうえで欠かせないキャラクターの曲で、テンポのゆらぎ、打鍵のタッチにキャラクターが憑依したかのような熱いサウンドを何度もリピートして聴いてしまいました。

またリメイク版で追加された、難破船の人魚姫というストーリーのボス戦で流れる楽曲、泡沫ノ言葉が最後に収録されていますが、個人的にこのトラックが一番気に入りました。

Bパートはアレンジに入っていませんが、本編で描かれる、少女と郵便配達の方とのやり取りを思い出してしまいました。このストーリーは短編小説版で収録していたものがリメイクでゲームにも追加され、素晴らしいアイディアだと一人盛り上がっておりました。原曲と比較して聴き比べるのも面白いかもしれません。

最後に

こちらのゲームへの思い入れが強く、ところどころ脱線してしまいましたが、今回発売されたピアノアレンジアルバム『NieR:Piano Journeys』に興味を持っていただけますと幸いです。

原曲はもちろん、様々なアレンジが施されたCDアルバムが発売されているのもとても魅力的な作品です。ゲームのプレイが苦手な方でも、物語を音でより引き立たされるゲーム音楽の魅力の入口として触れてみてはいかがでしょうか?

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