電子レンジと何が違う?オーブンレンジでパンもグリルも!初心者向け選び方ガイド
どうも、氷見です!
先日、友人の家で食べた手作りのパンがあまりにも美味しくて、すっかりパン作りに興味を持ってしまいました。
そのパンがオーブンレンジで焼かれたと聞いて、オーブンレンジとは何なのか、普通の電子レンジとどう違うのだろうかと気になり、いろいろ調べてみることにしました。
今回は、オーブンレンジの基本から、メリット・デメリット、人気メーカー、気になる商品、さらには買い時まで、初心者目線でまとめてみました。
1.オーブンレンジとは
オーブンレンジとは、電子レンジの<温め>機能に加えて、オーブンやグリル機能を搭載した多機能なキッチン家電です。
電子レンジのマイクロ波で食材を内側から加熱する機能に加え、ヒーターを使って庫内を高温にして焼くオーブン機能や、表面に焼き色をつけるグリル機能を備えています。
さらに、一部のモデルにはスチーム(水蒸気)を使った調理が可能な「スチームオーブンレンジ」もあります。
例えば、パンやケーキ、グラタン、ローストチキンなど、焼く・蒸す・グリルする料理が一台で作れるのが特徴です。
キッチンスペースを節約しつつ、料理の幅を広げたい人にぴったりの家電です。
2.普通の電子レンジとの違いとは
電子レンジとオーブンレンジの主な違いは、加熱方式と機能の幅にあります。
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電子レンジ(単機能レンジ)
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加熱方式: マイクロ波を使って食材の水分子を振動させ、内側から温める。
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主な用途: 食品の温め、解凍、簡単な調理(例:冷凍食品の加熱)。
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特徴: シンプルでコンパクト、価格が安い(数千円~2万円程度)。
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オーブンレンジ
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加熱方式: マイクロ波に加え、ヒーター(熱風循環方式や上下ヒーター方式)で外側から加熱。
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主な用途: 温め・解凍に加え、焼き料理(パン、ケーキ、ピザ)、グリル料理(焼き魚、ステーキ)、スチーム調理(一部モデル)。
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特徴: 多機能だが、サイズが大きく、価格は1.5万円~10万円以上と幅広い。
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電子レンジは「温め特化」、オーブンレンジは「温め+焼き+グリル」と、料理のバリエーションが格段に増えるのがポイントです。
3.それぞれのメリット・デメリット
電子レンジのメリット・デメリット
メリット:
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価格が安い: 単機能なので予算を抑えたい人に最適。
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コンパクト: 一人暮らしやキッチンスペースが狭い場合に置きやすい。
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操作がシンプル: 温めや解凍だけなので、機械が苦手な人でも使いやすい。
デメリット:
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調理の幅が狭い: 焼く・グリルする料理はできない。
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機能が限定: 凝った料理やパン作りには不向き。
オーブンレンジのメリット・デメリット
メリット:
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多機能: 温め、焼き、グリル、スチーム(一部モデル)など、1台で幅広い調理が可能。
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省スペース: 電子レンジとオーブンを別々に買うより場所を取らない。
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料理のクオリティ向上: 焼きムラが少ない高性能モデルが多く、パンやお菓子作りに最適。
デメリット:
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価格が高い: 機能が多い分、単機能レンジより高価(特にスチームモデルは高額)。
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サイズが大きい: 設置スペースや放熱スペース(上部・側面で5~10cm程度)が必要。
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操作が複雑: 機能が多いため、使いこなすのに慣れが必要。
4.具体的なオーブンレンジのメーカー
オーブンレンジを販売する主要メーカーを、特徴や強みとともに紹介します。各メーカーの人気シリーズもピックアップしました。
パナソニック(Panasonic)
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特徴: 高性能センサーとスチーム機能を搭載した「ビストロ」シリーズが人気。自動調理メニューが豊富で、スマホ連携可能なモデルも。蒸し物や解凍の精度が高く、初心者から上級者まで使いやすい。
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こんな人に: ヘルシーなスチーム調理や時短調理を重視する人。
シャープ(SHARP)
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特徴: 「ヘルシオ」シリーズは過熱水蒸気技術で、油を使わないヘルシー調理が得意。音声ガイドや詳細なレシピサポートがあり、料理初心者に優しい。焼きムラが少ないのも強み。
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こんな人に: パンや魚料理をふっくら仕上げたい人、操作ガイドを求める人。
東芝(Toshiba)
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特徴: 「石窯ドーム」シリーズは高温(最高350℃)での焼き上げが得意で、ピザやパン作りに最適。センサー技術(ファインeyeセンサー)で温めムラを軽減。
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こんな人に: 本格的なオーブン料理や高温調理を楽しみたい人。
日立(Hitachi)
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特徴: 「ヘルシーシェフ」シリーズは、過熱水蒸気とセンサー技術でヘルシー志向の調理をサポート。価格と性能のバランスが良く、コスパ重視の人に人気。
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こんな人に: 予算を抑えつつ多機能なモデルを求める人。
アイリスオーヤマ(Iris Ohyama)
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特徴: 低価格でシンプルなモデルが多く、一人暮らしや初めてのオーブンレンジに最適。デザインもおしゃれで、コンパクトなモデルが豊富。
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こんな人に: 低予算でパン作りや簡単なオーブン料理を試したい人。
バルミューダ(BALMUDA)
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特徴: デザイン性が高く、スチーム技術でパンやケーキをふっくら焼き上げる。シンプルな操作性で、見た目と機能を両立。
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こんな人に: キッチンのインテリアにこだわりたい人、パン作りを重視する人。
5.ここまで踏まえて自分の気になっている商品
友人の美味しいパンをきっかけに、私が特に気になっているのはシャープのヘルシオ AX-LSX3Bとパナソニックのビストロ NE-BS9C です。
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シャープ ヘルシオ AX-LSX3B
理由:パン作りに重要なスチーム機能が優秀で、焼きムラが少ない点が魅力で、初心者でも失敗しにくそうなところ。音声ガイドもあるので、操作に迷わなさそうなのも安心です。価格は約10万円と高めですが、長期的にパン作りを楽しむなら良さそうです。 - パナソニック ビストロ NE-BS9C
理由:おまかせグリルで冷凍・冷蔵食材を自動で美味しく調理でき、忙しい人に最適。凍ったままワンボウル機能で下準備なしの時短料理が可能で、64眼スピードセンサーでムラなく仕上げてくれるところ。30Lの大容量と豊富な自動メニューで、パン作りから本格料理まで幅広く対応している点が良いなと思いました。
どちらも30L程度の容量で、2~4人家族向け。友人を招いてパンや料理を楽しみたいので、少し大きめを選びたいと思っています。最終的には、予算とキッチンのスペースを考慮して決めたいです。
6.オーブンレンジの買い時は?
オーブンレンジの買い時は、以下のタイミングがおすすめとのことでした。
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新モデル発売前(秋~冬): 多くのメーカーが9~11月に新モデルを発表するため、型落ちモデルが値下がりする。特に11月~1月の年末年始商戦は、旧モデルが底値になりやすいとか。
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セール時期: 家電量販店のセール(例:ヤマダデンキの決算セール、Amazonプライムデー、楽天スーパーセール)や、期間限定セールなどを狙う。
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引っ越しシーズン(3~4月): 新生活需要で在庫処分のセールが増える。一人暮らし向けのコンパクトモデルが安くなる傾向。
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型落ちを狙う: 最新モデルにこだわらないのであれば、1~2年前のモデルは性能が十分で価格が3~5割安いそうです。
自分の場合、2025年6月にパナソニックの新モデルが発売予定と公式サイトに書いてあったので、その頃に型落ちモデルをチェックするか、セール時期を待って購入を検討中です。
7.まとめ
オーブンレンジは、電子レンジの温め機能にオーブン・グリル・スチーム機能をプラスした、料理の幅を広げる万能家電です。単機能電子レンジに比べると価格やサイズがネックですが、パン作りや本格的なオーブン料理を楽しみたいなら断然オーブンレンジが良さそうです。パナソニック、シャープ、東芝、日立、アイリスオーヤマ、バルミューダなど、メーカーごとの特色を比較して、自分のニーズに合ったモデルを選ぶのがポイントとなりそうです。
私は友人のパンをきっかけにオーブンレンジに興味を持ちましたが、調べるほどに料理の可能性が広がることにワクワクしています!特に、シャープのヘルシオとパナソニックのビストロが気になっていますが、セール時期を狙って賢く購入したいと思います。皆さんも、オーブンレンジで美味しいパンや料理に挑戦してみませんか?