23/08/03 ホームレコーディングで、中嶋 克彦さんをお招きしました。
皆様、氷見 健一郎公式サイトをご覧下さりありがとうございます。
ここ数日ホームレコーディングのお仕事をいただいておりまして、連日マイクに向かって歌う日々が続いております。いつもは、中江 早希と二人で作業をしているのですが、今回のお仕事では、テノール歌手の中嶋. 克彦さんをお招きしました。
中嶋 克彦さんは新国立劇場でのオペラ公演や、宗教音楽の演奏会にソリストとして出演されています。録音分野では、NHK連続テレビ小説ちむどんどんのイタリアンレストラン、フォンターナのテーマを歌っていらっしゃいました。CDの視聴はこちらでできます。
収録開始!
曲の説明の後、最初から録音していくのですが、マイクにのる声がとてもきらびやかで美しく、とても耳福な時間を過ごさせていただきました。今回は声楽アンサンブルの楽曲で、実際の演奏会でも共演させていただいていることもあり、録音データ上でも声がよく馴染んでいたように感じました。実際に使われているのを聴くのがとても楽しみです。今後はソロだけでなく、いろんな声種を必要とする録音依頼も受注していきたいと意気込んでおります。
使用機材紹介
今回の録音では先日ご紹介したNeumannのTLM107を使用しました。
着色が少なく、中音域をリッチに集音してくれます。歌だけでなく喋りにも相性が良いマイクです。僕はバスなので、low-Fといった低音域も使いますが、変にブーストした感じにはならず、あくまでナチュラルに仕上がりました。クラシックの演奏会でのスポットマイクとしても使用されることもあるようで、声楽との相性は良さそうです。
マイクの重量も軽くてセッティングがしやすく、集音パターン、ローカット、padスイッチが後ろのダイヤルで操作切り替えができるのも使いやすいです。裏面がLED表示になっており、ワンプッシュで設定が確認できる点がとても気に入っています。早速活躍してくれてとても嬉しいです。これからも大切に使っていきます。
最後に、、、、
収録後、記念に写真を撮りました。お忙しい中お越しくださりとても有り難かったです。今回イメージをお伝えした上で、いろんな表現を駆使して歌ってくださり、色鮮やかな演奏を収録することができました。とても楽しい時間をありがとうございました♪
中江 早希参加作品はこちらのページにまとめております。サブスクサービスでもお聴きいただけるアルバムもあるので、よろしければご覧いただけますと幸いです。