23/09/04 ホームレコーディングに布施 奈緒子さんをお招きしました。
氷見 健一郎公式サイトをご覧下さりありがとうございます。
メディア向けアンサンブル音源制作にあたり、メゾ・ソプラノ歌手の布施 奈緒子さんをお招きして収録しました。一緒に共演させていただいた代表的な演奏会として、2023年 名古屋フィルハーモニー交響楽団〈第513回定期演奏会〉ミサ・ソレムニス、2020年 神奈川フィルハーモニー管弦楽団 特別演奏会ベートーヴェン「第九」があります。実際にアンサンブルを一緒にしたことがある方が良いと思いお声がけしたところ、ご快諾くださいました。
収録していきます!
曲と簡単な機材の説明をした後、早速収録していきます。メゾ・ソプラノ歌手の方をお招きするのは初めてで、どんな音に仕上がっていくのだろうとワクワクしながら作業を進めていきました。布施さんの倍音豊かな声色が見事にマッチし、曲の世界観が一気に広がりました。曲のテキストの扱い方、音の方向性を細かく打ち合わせしながらの作業はとても充実した時間となりました。
参考にと僕が事前に収録したバスのデータも入れておいたのですが、その音も活かして声を入れてくださり、音同士ぶつかる箇所の気持ちの良い音程感には鳥肌が立ちました。DTMクワイア音源ではまだこの和声体験は味わえないはず!(そこまで進歩してないことを願います、、、)やはりアンサンブルに長けた方にお願いしてよかったと実感する瞬間でした。
普段のお客様に向けて歌う演奏会とは違い、マイクに向かってひたすら歌い続けるのは不思議な感覚ですが、この仕事も結構好きです。自分でもPCを操作しながら歌を吹き込みますし、他の歌手の方の収録も引き受けたりということも増えてきました。録音した音声はCM、TVドラマ、ゲーム、アニメなどの音楽に使われています。声楽ではソロ、男性、女性アンサンブル、混声合唱の楽曲を収録をしました。中江 早希参加作品は以下を御覧ください。
最後に、、、
最近使い始めたマイク、TLM107の最大入力音量の高さと低、中音域の豊かな収録性能、宅録でも扱いやすい感度が収録作業を一段と楽しくさせてくれました。このマイクの魅力を最大限使いこなせるように、これからも大切に使っていこうと思います。今回布施さんにはお忙しい中収録にお越しくださいましたこと、こちらのブログ上でも感謝申し上げます。本当にありがとうございました!!楽曲の完成が待ち遠しいです。
次に氷見が布施さんと共演するのは、10月7日、茅ヶ崎市民文化会館 大ホールにて開催されます、湘南シティ合唱団第18回演奏会 ヘンデル作曲「メサイア」です。こちらも合わせてチェックしていただけますと幸いです。