23/09/06 タイムズカーシェアで楽しむ釧路の名スポット巡り《前編》

氷見 健一郎公式サイトをご覧下さりありがとうございます。Instagramで公開しておりました氷見旅釧路編が先日完結しました。

7月下旬に楽しんだ釧路滞在。フリーの時間に特にどこにいくか、何を食べにいくかなど観光に関してノープランだったので、空港近くのレンタカーの予約をせずに出向きました。釧路駅からの徒歩圏内で楽しむこともできたのですが、せっかく釧路まで来たので車で観光名所に出向きたいということで、スマホで3日分予約してみました。

タイムズカーシェアとは?

タイムズカーは、パーク24グループのタイムズモビリティ株式会社が運営するカーシェアリングサービス。

  • 24時間いつでも利用できる
  • 予約した3分後には、すぐにクルマが使える
  • ガソリン代や保険料は一切かからない(利用料金に含まれている)
  • 15分単位で使える
  • 会員カードでドアをカンタンに開閉できる
  • 多彩な車種を全国で利用できる

という利点があります。なお15分単位の最安料金は、220円です。

今回は釧路駅から徒歩三分のところにある、北大通12駅前パーキング1を利用しました。車種はホンダのフィットが2台とトヨタのヤリスが選べました。北海道とあって4WD仕様で、今回はヤリスとフィット両方を借りてみました。

初日

車の予約はしていたものの、スケジュールの関係で十分な時間が確保できずキャンセル。車の予約時間前までにキャンセル手続きを行えば、キャンセル料金がかからないのが嬉しいポイントです。この日の観光は車移動はやめて北大通をゆっくりと歩き、釧路フィッシャーマンズワーフMOOを訪れました。

今回は一階しかまわらなかったのですが、釧路の海で捕れた魚がずらりと並び、お土産コーナーや観光案内、飲食店も充実していました。釧路ラーメン”さくら”がとてもおいしそうだったのですが、準備中とのことで断念。カニラーメンが有名とのことでしたが、またの機会を期待しましょう。

なにかここで食べていきたいなとまわっていると、魚政さんの”さんまんま”を発見しました。

こちらのさんまんま、秘伝のたれに漬け込んだ秋刀魚とおこわを抱き合わせ、炭火でこんがりと焼いたもので、店頭で調理している様子を見ることができ、気になって入店してみました。店頭でもいただけるということで、秋刀魚のつみれ汁と一緒に注文。これが両方絶品でして、このペアでの注文を強くおすすめします。さんまんまは香りもよく、秋刀魚はもちろん、おこわの味が絶妙なんですよ♪

インターネット注文もできるようで、このおいしさはどこにいても味わえるということを後で知りました(笑)秋刀魚の旬の時期といえばもちろん秋ですよね。今の時期にさらにおいしくなっているであろうさんまんま、秋にこそ是非また食べてみたいです。


二日目

この日は日中オフだったので、思い切って阿寒湖を目指します。阿寒湖の近くに阿寒湖アイヌコタンがあったので合わせて訪れてみることにしました。釧路駅から阿寒湖アイヌコタンまで車で片道1時間半(距離約71km )ということで、北海道の道をあまり運転したことがない僕は少々不安もあったのですが、ヤリスで快適にドライブを楽しむことができました。

タイムズカーシェアは、会員カードが鍵になっていて、乗車前に対人手続きしなくて良いことや、全車ナビがついており、事前に目的地が決まっていれば、スマホ上で目的地を入力しておけるため時短できること、レンタカーでもスマホとナビはBluetooth接続できるので、カーステレオでSpotifyが聴けるなどなかなか使い勝手は良いです。

アイヌコタンまでの道のりでいくつも牧場の看板を見かけていたのですが、そのなかでソフトクリームが食べられそうなスポットを発見したので寄ってみました。

あっかんべぇ〜 |北海道釧路|Akkanbay.com

その名もあっかんべぇ~阿寒本店さんです。

北海道で食べるソフトクリームはやはりレベルが高いんですよね。北海道バニラをメイプルコーンで頂いたのですが、舌触りとコーンとの相性がばっちりのアイスクリームとても美味しかったです。この後他にもお店出してないかなと思い調べてみると、フィッシャーマンズワーフの近くに釧路店が展開されていました。この情報をゲットして翌日釧路店に行ってしまうほど、このお店のソフトクリームは美味しかったです。

阿寒湖カムイコタンに到着!

ソフトクリーム休憩など挟みながらの移動で2時間ほど移動にかかっていましたが、無事到着。せっかくなので、こちらの阿寒湖アイヌシアターイコロさんでアイヌの古式舞踊を鑑賞しました。

アイヌのみなさんの神様を大切にしながら生活していた様子や、様々な種類の踊りを堪能することができました。ステージの真ん中に火が実際に灯り、その周りを囲むように踊る姿に力強さを感じました。全体的に暗めにステージが作られており、長距離運転の後で寝てしまうかなと思ったのですが、終幕まで楽しく拝見することができ、とても魅力的な舞台でした。EDMのループのように何度も同じ旋律を使いながら曲が展開していくので、フレーズがとても耳に残りまして、東京に戻ってからもしばらく抜けないほど印象的な歌でした。アイヌの方の楽器で有名なものとしてムックリという口琴がありますが、なかなかおもしろい音色で興味深かったです。いろんな音色を奏でることができ、人の感情や自然のあらゆる音を表現できるそうです。お土産コーナーにもこのムックリは販売されており、なかなか音を奏でられないというユーザーの声を反映させて、簡単に音を楽しめるように改造されたムックリも用意されていました。あと、このシアターではロストカムイというアイヌの古式舞踊、現代舞踊、3DCG、7.1chサラウンドが融合した舞台演目も推しているようです。

阿寒湖を眺めます。

アイヌコタンでゆっくりしたあと阿寒湖を眺めに移動します。阿寒湖畔エコミュージアムセンターの方から歩いて向かうのですが、調べてみるとセンターから、ビュースポットまで15分ほど歩いていたようです。眺める定番スポットまで森の中を歩くのですが、意外に歩きやすく、道中ボッケという沼火山を見ることができました。ボッケとはアイヌ語で「煮え立つ」という意味で、ここでは地下から熱い泥が火山ガスとともに噴き出しています。泥がボコボコとなっている様子はなかなかおもしろかったのですが、日も暮れそうだったので阿寒湖を眺めに進みました。

この場所かなり良いですね♪湖に近づくわけでもなく、この場所でゆっくりと時間を過ごすことができそうでした。火山の陥没によってできたカルデラ湖ということで、自然の神秘を感じてしまいます。少しお腹も減ってきたので帰るかということで車のところに戻り始めたのですが、道中茂みの中からガサっという音が聞こえて終わったと思いましたw森に入るのに何故音の鳴るものを持ち歩かなかったのか、こういうときは大きい声を出したら良いのかと少しの時間焦っていたのですが、、、

鹿さんでした♪

熊じゃないですよと言わんばかりにのんびりと草を召し上がっていらっしゃいました。僕の一番好きな動物は鹿なのですが、まさか奈良公園以外でお目にかかれるとはとすかさず写真に収めていました。本当に熊じゃなくて良かったです。

前編の終わりに、、、、

釧路の滞在が楽しくて、ブログにずっとまとめていたのですが、結構ボリュームが長くなってしまいそうなのでここまでを前編としたいと思います。近日後編も二日目の夕飯のことから書き記したいと思います。更新されましたら、合わせて読んでいただけますと幸いです。