23/11/12 五反田文化センターにて、イスラエルの泉全曲を聴いてきました。
氷見 健一郎公式サイトをご覧下さりありがとうございます。
昨日五反田文化センターで行われました、〜出版400年のメモリアルイヤーに聴く〜ヨハン・ヘルマン・シャイン『イスラエルの泉』(全曲)を聴いてきました。今回はこちらの演奏会をご紹介いたします。
イスラエルの泉(全曲)
演目
五反田駅より五反田文化センターへ
五反田文化センターは五反田駅より徒歩15分のところにある施設です。施設内にある音楽ホールは今回初めていきましたが、キャパ250席のとても響きの良い会場でした。公式ページによると徒歩15分ということだったので、行きはタクシーを使いましたが、帰りは出演者の皆さんと歩いて帰ってみました。帰り歩いてみた感想ですが、思ったほど遠いとは思わず、歩いてでも問題なくアクセスできそうなホールだなと感じました。
会場に到着すると大きなシナモロールがお出迎えしてくれました。こちらのキャラクターは品川区の観光大使なのだそうです。どうして品川区の観光大使なのか調べてみたところ、こちらのキャラクターはサンリオ社のキャラクターで、本社が品川区にあることから2017年に任命されたようです。駆け出しのとやまふるさと大使もご挨拶してきました。
いよいよ演奏会開演。
五反田文化センター音楽ホールの響きはとてもよく、今回のイスラエルの泉にぴったりの空間でした。今回全曲演奏ということで、全26曲、約2時間のプログラムでした。
声×声のアンサンブルの素晴らしさはもちろん、今回は声×楽器のアンサンブルの美しさに特に感動しました。楽器の音色に声がとても良く馴染み、一体となったアンサンブルをうっとり楽しむことができました。テンポ感が急に切り替わるところや、同じテーマを目まぐるしく転調して進行していく楽曲進行に魅了され、改めてこの曲の良さを実感しました。曲のテーマが各パートに移り変わっていくのが立体的に感じ取れ、アンサンブル能力の高さにただただ脱帽しました。最初から最後まで高い集中力を保ちながら演奏されている姿がとてもかっこよかったです。
あまり演奏される機会の多くない作品ですが、これからもたくさん演奏されてほしい名曲だと思います。出版400年のメモリアルイヤーに今回のメンバーで演奏を聴くことができたこと本当に良かったです。とても満足度の高い演奏会でした。
ちなみに
来年はヨハン・シャインの世俗マドリガル集《牧人の喜び》(shein johan : diletti pastorali)の出版400年のメモリアルイヤーです。Spotifyでも聴くことができ、先程からどんな曲なのか興味本位で聴いていますが、なかなかおもしろい曲揃いの作品でした。なんかシャイン好きかもと思ってきました。また演奏会で聴ける機会に巡り合ったら出かけていきたいです。抜粋でもまた歌ってみたいです。
次回演奏会のお知らせ。
今回の出演者の方も多く出演する、マヨラカナームス東京第10回演奏会が11月18日に杉並公会堂にて行われます。是非ご来場頂けますと幸いです。