Marshall EMBERTON IIIレビュー|使い続けてわかった魅力と、音質・接続の気になる点
※本記事はアフィリエイト広告を利用しています。

どうも、氷見健一郎です。
Marshallのアンプを思わせるデザインに惹かれ、2024年に購入したBluetoothスピーカー「EMBERTON III」。コンパクトな本体やギターの音が流れる操作音など、使っていて楽しくなるところがある一台です。
ただ、使い続けるうちに、購入当初とは少し印象が変わってきました。
最近は音がややこもって感じられることと、オーディオケーブルで接続できないことが気になっています。今の僕の使い方は、スマートフォンの音楽を気軽に流すのが中心です。
今回は、最初に気に入ったところと、使い続けて分かった不満点をまとめてご紹介します。見た目が好きで気になっている方も、ご自身の使い方に合うか考える参考にしていただければと思います。
JBL CHARGE2+から買い替えた理由
以前は、JBLの「CHARGE2+」を使っていました。音質が気に入っていたのですが、バッテリーを充電できなくなったことが買い替えのきっかけです。
次のスピーカーを選ぶときに重視したのは、USB-Cで充電できること、低音ばかりが目立つ音にならないこと、そしてBluetoothの規格が比較的新しいことでした。
その条件で探しているうちに目に留まったのが、EMBERTON IIIです。
Marshallのアンプには以前から憧れがあり、選んだ色は黒。小さなスピーカーでも、あのロゴと雰囲気を手元に置けるのはうれしかったですね。
今も魅力に感じる、デザインと使い始める手軽さ
置いておきたくなる外観と、ギターの操作音
EMBERTON IIIの良さとして、まず挙げたいのはデザインです。黒い本体に金色のロゴが映え、使わないときにも眺めて楽しめます。本物のギターアンプも欲しくなってしまうのが困りものですが(笑)。
起動や終了などの操作音にも、ギターの短いフレーズが使われています。購入当初は、こういう演出はそのうち飽きるのかなと思っていましたが、使う楽しさにつながるところでした。
起動音と終了音は、こちらの投稿に収録しています。
スマホとつないで、さっと音楽を流せる
初回の接続は、スピーカーをペアリングモードにして、スマートフォンのBluetooth設定から選ぶだけ。僕が使い始めたときも、セットアップで難しく感じるところはありませんでした。
本体の重さは約670g。僕には見た目のわりに軽く感じられ、置き場所を変えたいときにも扱いやすいサイズです。小さなバッグへ毎日入れる場合には、ほかの持ち物と合わせて考えたい重さですが、家の中で移動させるには便利だと感じます。Marshall公式製品情報
音質の印象は、使い続けて少し変わった

購入当初は、小音量でのBGMやポッドキャストが好印象
使い始めたころは、EDMやロックをまとまりよく楽しめる音だと感じました。ポッドキャストの話し声も聴きやすく、小さい音量でBGMを流す使い方を気に入っていました。
また、スピーカーの正面にじっと座っていなくても聴きやすいところも便利でした。
Marshallは、多方向に音を広げる「True Stereophonic」と、音量に応じて音のバランスを調整する「Dynamic Loudness」を特徴として紹介しています。部屋で気軽に音楽を流す用途を考えると、こうした設計も興味深いところです。Marshall公式のサウンド解説
現在は、やや音がこもって感じられることも
一方、最近の率直な感想としては、音が少しこもって感じられます。じっくり音楽を聴こうとすると、もう少しすっきりした聴こえ方が欲しくなるのです。
以前は、高音が引っ込んで聞こえても、しばらく聴くうちに馴染んできたように感じていました。ただ、現在の感想まで含めると、音質を手放しでおすすめするのは少し違うかなと思っています。
これは僕の聴こえ方や好みについての話で、音が経年劣化したと判断したわけではありません。「使い込めば必ず音が良くなる」とも言い切れないところです。
今は、スマホから音楽を流して気軽に楽しむためのスピーカー、という使い方に落ち着きました。
音の好みを重視して選ぶ方は、可能であれば普段聴いている音楽を、普段使うくらいの音量で試聴してみてください。デザインが気に入っていることと、自分の求める音に合うことは、両方確認しておきたいポイントです。
有線接続できないことが、思った以上に不便

使っていてもう一つ気になるのが、オーディオケーブルで接続できないことです。
EMBERTON IIIには、3.5mmのAUX入力がありません。USB-C端子は充電用で、音楽はBluetoothで再生する設計です。 接続端子と操作方法は、Marshall公式の日本語マニュアルでも確認できます。
以前のJBL CHARGE2+では有線接続も使えたので、この違いは地味に不便です。ワイヤレスで済むときは手軽なのですが、ケーブルを差して使いたいと思っても、その選択肢がありません。
たとえば、有線の音声出力しかない機器へ直接つなぐことはできません。スマホ用のスピーカーとして選ぶのか、ほかの機器とも兼用したいのかで、この点の重要度は変わってくると思います。
音の好みには個人差がありますが、接続端子の有無は購入前に確認できます。僕と同じように有線接続を使うことがある方は、特に見ておきたいところです。
バッテリー持ちとUSB-C充電は使いやすい

バッテリーについては、購入当初から持ちの良さを感じていました。2024年10月下旬に購入し、最初の記事を書いた11月下旬の時点では、よく使っていたものの、充電したのは2回ほどでした。
メーカーの公称値は、1回の充電で32時間以上の再生。フル充電は約2時間で、20分の充電で約6時間再生できると案内されています。これらはメーカーが示す数値で、僕が連続再生時間を実測した結果ではありません。Marshall公式のバッテリー仕様
充電端子がUSB-Cなのも、買い替え時の希望に合っていました。音の好みとは別に、充電や取り回しの使いやすさは、このスピーカーの良いところだと思います。
アプリでは音の設定やバッテリー保護を調整できる
専用の「Marshall Bluetooth」アプリでは、スピーカーの設定やファームウェアの更新を行えます。Marshall公式アプリガイド
購入当時のアプリでは、EQに「Marshall」「押す」「音声」という選択肢がありました。「押す」という日本語表示には少し戸惑いましたが(笑)、当時は小音量で聴いたときの音が気に入り、その設定を使っていました。
購入当時のアプリ画面です。表示や機能はアプリの更新によって変わる場合があります。
ただ、音楽編集ソフトのように細かく音を調整したい僕には、プリセットを選ぶ方式は少し物足りなくも感じられました。音の傾向を選べる便利さはありますが、それだけで自分の好みにぴったり合わせられるとは限りません。
また、バッテリー保護の設定が用意されている点も気に入っています。前のスピーカーを買い替えた理由が充電の不調だったので、バッテリーに配慮できる機能があるのはうれしいですね。メーカーも、アプリで使用状況に合った保護レベルを選ぶよう案内しています。Marshall公式のバッテリーケアガイド
購入前に確認したい主な仕様
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| サイズ | 幅160 × 高さ68 × 奥行76.9mm |
| 重量 | 約670g |
| Bluetooth | 5.3 LE |
| 連続再生時間 | 公称32時間以上 |
| フル充電時間 | 約2時間 |
| 急速充電 | 20分の充電で約6時間再生 |
| 充電端子 | USB-C |
| 防塵・防水性能 | IP67 |
| 有線音声入力 | AUX入力なし |
| 対応アプリ | Marshall Bluetooth |
仕様はMarshall公式製品ページと公式マニュアルを参照しています。再生時間は音量や使用条件によって変わります。
EMBERTON IIIは、こんな使い方なら候補になる

使い続けた今の感想から、向いている使い方と、購入前に考えておきたい点をまとめました。
| 使い方・重視すること | 僕の考え |
|---|---|
| スマホから気軽にBGMを流したい | 今の僕もこの用途で使っています。準備の手軽さが魅力です |
| Marshallらしい外観や操作音を楽しみたい | 音を出していない時間も含めて、気に入っている部分です |
| 家の中で置き場所を変えながら使いたい | コンパクトで扱いやすいと感じます |
| 音の明瞭さを重視して、じっくり聴きたい | 僕はこもって感じることがあるため、購入前の試聴をおすすめします |
| オーディオケーブルでも接続したい | AUX入力が必要なら、別の機種が候補になります |
EMBERTON IIIには、デザイン、操作音、充電のしやすさといった魅力があります。その一方で、長く使うことで、自分がスピーカーに求めていたことも見えてきました。
僕にとっては、音のすっきりした聴こえ方や、有線接続を選べることも大切だったようです。
今はスマホの音楽を軽く楽しむ一台として使っています。Marshallの雰囲気が好きで、Bluetooth中心にBGMを楽しみたい方には、候補に入ると思います。購入を検討する際は、見た目とあわせて、音の好みと接続方法も確認してみてください。
演奏・レッスンのご依頼について
声楽家・氷見健一郎への演奏、レッスン、録音のご相談を承っています。特にバッハ、ヘンデル、モーツァルト、ハイドン、ベートーヴェンなどの宗教曲・オラトリオにおけるバスソリストをお探しの方は、お問い合わせフォームよりお気軽にご連絡ください。
