23/07/23 群馬交響楽団 第590回定期演奏会に行って参りました。

皆様、氷見 健一郎公式サイトをご覧下さりありがとうございます。

 昨日群馬県高崎市に出向いて来ました。東京から高崎まで新幹線で50分ですし、会場の高崎芸術劇場は駅からのアクセスがとてもよく、駅から専用の高架型歩道で繋がっておりとても便利でした。車道と分けて道の上部に作られた高架型歩道のことを、ペデストリアンデッキと呼ぶことを今知りました。日常会話でさらりと言えるようになるまでは時間がかかりそうです。

それでは今回の演奏会の詳細です↓

群馬交響楽団 第590回定期演奏会

●日時 2023年07月22日(土) 開演:4:00 PM

●会場 高崎芸術劇場 大劇場

●曲目

コダーイ/ガランタ舞曲
Zoltán Kodály/ Galantai tancok (Dances of Galanta)
モーツァルト/エクスルターテ・ユビラーテ(踊れ、喜べ、幸いなる魂よ)*
Wolfgang Amadeus Mozart/ Exsultate jubilate, K. 165
マーラー/交響曲 第4番 ト長調 *
Gustav Mahler/ Symphony No. 4 in G Major

●出演

指揮/角田鋼亮
Conductor/ Kosuke Tsunoda
ソプラノ/中江早希 *
Soprano/ Saki Nakae

高崎芸術劇場は2019年に開館したばかりの新しい劇場で、光がとても入る明るい劇場でした。今回のホールである大劇場は客席数2027席ととても大きなホールで、その大きさに圧倒されました。オペラもやっているようで、日生劇場公演のラ・ボエームや、海外の劇場の引越し公演などで使用されたとのことです。会場の響きはどんな響きになるのだろうかととても楽しみだったのですが、オーケストラの演奏にピッタリの素晴らしい音響でした。

今回の演奏会にはとてもたくさんのお客様が来場しており、群馬交響楽団の団員さんが入場された瞬間から多くのあたたかい拍手が鳴り響き、地元に根付き愛されているオーケストラということが実感されました。

 コダーイはハーリ・ヤーノシュだけ曲は知っていたのですが、ガランタ舞曲は初めて聴きました。魅力的な管楽器の演奏と包み込むような温かい弦楽器の響きが印象的でした。エクスルターテ・ユビラーテでは中江 早希の惜しみないメリスマ技法(歌詞の1音節に複数の音階を入れてつなげること)が披露されました。カデンツァではモーツァルトのc-mollミサの旋律が引用され、中江 早希の個性を十二分に引き出された演奏に惜しみない拍手が送られました。

 マーラーでは3楽章前でソリストが入るスタイルが自分の中で定着していましたが、3楽章曲中後半に入る演出に今回なっていました。この入りのタイミングについてとてもしっくりくるものがあり、どなたが発案なさったのですか?と聞いてみたところ角田マエストロのアイディアだったそうです。今回の演奏ではオペラを観ているように感じられて、天使のキャラクターが引き立ったように感じました。指揮者が変わると同じ演目でも演奏がガラリと変わって面白いですね。とても魅力あふれる演奏会で出かけて行って良かったです。

本日同じプログラムで会場が変わり、太田市民会館で15時より演奏されます。是非足をお運びいただけますと幸いです。

群馬交響楽団 第53回東毛定期演奏会 | 中江 早希 -Official site -

●日時開催日:2023年07月23日(日)開場:2:00 PM 開演:3:00 PM●会場太田市民会館●チケット全席指定 S席 5,000円・A席 4,500円・B席 3,500円・C席 2,500円 ●お問い合わ…

最後に、、、

今回の高崎芸術劇場の近くに布袋 寅泰さんのマンホールがあるとのことで、これだけはおさえておきたいと到着してすぐにチェックしにいきました。最初の場所から位置が変わったようで、僕が行ったときは劇場の駅方面側の入り口の前の道に設置してありました。無事に確認することができて良かったです。その他の写真は氷見旅群馬編で投稿したいと考えています。